やぎぎの聴神経腫瘍体験記

ある日、突然のめまいで検査したところ聴神経腫瘍が…大きさ3センチ? ええ!?

はじめまして。

このブログは僕が患ってしまった聴神経腫瘍の

発症から検査、病院探し、先生探し、検査、手術、リハビリ、その後の回復状況など備忘録も含めリアルタイムで更新して行くものです。


最初は発覚当時を振り返り書いて行きます。



発症 2015 2月末(42才)

仕事をしていて今まで感じたことのない感じの

めまいを経験する。

もともと自立神経失調症経験者なのでめまいは

感じたことがあったがそれとは違う感覚だった。

即日、受診したところ造影剤を使ったCTで

はっきりと白い塊りが見て取れた。

翌日、再度受診しDrに話を聞く。

「聴神経から出ている腫瘍だね。

ここでは手術できないから大きい病院に紹介状

書きます」と言われる。


え…脳腫瘍なの?

俺、死ぬのか?

ショックというか何も考えられなかった。


後日、地元で一番大きなND病院に紹介状を持って受診。

「日本中のDr誰がみても手術というでしょう」

と言われるが開頭手術の怖さが先に立っていたのを見抜かれていたのか


「すぐに大きくなるようなものじゃないから

3ヶ月経過観察しましょう。」


とのことになった。正直ホッとしました。

しかし、その時腫瘍はすでに3センチあり、既に脳幹を圧迫し始めていました。


2015年5月

経過観察が終わりに近づいた頃42歳男性の

聴神経腫瘍の特集でテレビに出た先生がいた。

東京医科大学病院 脳神経外科 河野道宏先生でした。

僕と同じ年齢、同じ病気、同じ位の腫瘍の大きさ。

その人を手術、劇的回復させた特集でした。


なんとなく見ていたのだが、翌朝、病気の事を

話していた友人から「見たか?」との連絡が入る。

それもかなり数の仲間から。

このタイミングはこの先生に診てもらえという

サインだと感じ、すぐに受診しました。

河野先生は淡々と話を進めてくれました。


「このくらいの大きさの腫瘍は当院では普通の大きさ」


だという先生に

【この人しかいない!!!!!】と感じ

その場で手術をお願いしました。

「頑張りましょうね」と声を掛けて頂き病院をあとにしました。


しかし

先生も忙しいらしく手術は2016年の1月。

怖いような、楽しみのような。

腫瘍が大きくならないことを祈っていました。