やぎぎの聴神経腫瘍体験記

ある日、突然のめまいで検査したところ聴神経腫瘍が…大きさ3センチ? ええ!?

手術日当日〜ICU

朝5時に新潟からバスで父と知人が
来てくれた。ありがとう。

前日寝れないかと思ったが難なく寝て
しまった。意外と神経図太い。

今日は朝食もないので術前に父達とゆっくりしよう。
泣かないようにせねば。

現在6時51分
手術室へ出発まであと1時間半。
少しソワソワしてきた。

7時10分 妻が到着。

8時50分
師長さんがICUの物品チェックに来る。
13階のエレベーター前で家族と別れる。
なんかあっけないなーと感じました。
不思議と悲壮感もドキドキ感もありませんでした。


9時
手術室の前の待合所
ここで先生方がリラックスさせてくれる。
検査入院の時にお世話になった先生方が全員手術室に入ってくれた。
嬉しかったし本当に心強かった。
担当してくれる医療チームの有り難さを実感する。


9時15分
手術台に横たわり麻酔導入。
ここでも針が刺さらない。
寝てから刺し治すって。
最後まで…

やぎぎさーん
やぎぎさーん
やぎぎさーん
3回名前を呼ばれて頭がもぁーんとしたのを最後に記憶がありません。


手術が始まりました。


17時15分
家族がICUに来てくれてガッチリと握手したのを覚えています。
少し顔面麻痺が出てしまったことを
確認する。軽いので1〜2ヶ月で治る
だろうとの事で一安心。
右耳は失聴していました。
覚悟をしていたのでそんなにショック
ではなかったです。

家族が帰り。
寝られず。長い長いICUでの一晩が
待っていました。

一番辛かったのは動くベット。
なかなか眠れないので少しずつ体を動かして楽な体勢を確保するのだが、たぶんエアが入ったり抜けたりして床ずれを防止するためのものだろうけどもその度に体がズレて、その度に楽な体勢を探らねばならぬ。出来れば動かないベットが良かった。


しかし
吐き気、頭痛は一切無かったのがラッキーでした。小脳を引く時にしばらくしたら1分休んで、これを繰り返す。術前説明の通りこうして小脳に負担を掛けないようにしてくれたおかげだと思います。

術後、そんなにしないうちに「約束だから」と
鼻に入っていたチューブを早々に抜いてもらました。
そんなにノドにつかなかったので良かったです。


河野先生が夜中に様子を見に来てくれてクールに去って行きました。

朝は早くからよる遅くまで本当に
ご苦労様です。
ありがとうございました!