やぎぎの聴神経腫瘍体験記

ある日、突然のめまいで検査したところ聴神経腫瘍が…大きさ3センチ? ええ!?

術後ほぼ1年〜体が感覚を取り戻す日々

久しぶりの更新になります。

 

今年2016年の1月6日に東京医大で河野先生に

手術頂いてからそろそろ1年になります。

 

今日は備忘録として、この1年弱の回復期で

僕が経験した事について記録しておこうと

思います。

 

 

2月末 仕事に本格復帰〜4月ころ

頭を振ったり、特に上下方向に動かしたり

するとふぁ〜っとした感じはするものの

歩き回ったり車に乗ったりするのは全く問題なし。

100%の負荷をかけて仕事が出来るように

なるが、体力が落ちていた為、無理をしすぎる

と朝、起き上がれなかったりすることがあった。

片耳を失聴したので会話が聞き取りづらい。

特に数人で話をしていると失聴側にいる人の

話が聞き取れない。聞こえる方の耳を相手に向けて集中して聞き取る努力をする。

これがなかなか疲れる。

 

【春のまとめ】

 ◽︎ふぁ〜っとした感覚はあるもののめまいは

ほぼなくなる。

◽︎術側の目が乾く(涙量が少ない)

◽︎舌の右側だけ何でもしょっぱく感じる。

◽︎物忘れが多くなったと感じる。

◽︎術側に持ったものをよく落とすようになった。

 

 

5月〜夏の終わり

5月。新潟は田植えの季節です。

実家の田植えをフツーに手伝ったのですが

体力的には全く問題ないが立ったり座ったり

振り向いたりするとふぁ〜っという感覚がまだ

ある。しかし実際に体がふらつくことはない。

あくまで感覚だけである。

 

夏になり、暑い日はふぁ〜っとした感覚が強く

なるのと台風や低気圧接近時は頭痛があるよう

になりました。気象予報士より天気の変化には敏感になりました(笑)

夏の間は頭痛薬にたくさんお世話になりました。

 

【夏のまとめ】

◽︎涙量が増えて目が乾かなくなった

◽︎舌の右側のしょっぱいのがなくなる。

◽︎睡眠時間が少ないと全く頭が働かないと感じる。

 

 

9月〜冬の始まり

よりハードに仕事をしても体が耐えるように

なりました。しかし、その分耳鳴りが大きく

なってきました。それに伴い聞こえる側の耳のもなかなか聞こえづらいです。

大丈夫かな?と心配したのですが休めば耳鳴り

も静まってくれます。

この頃、軽く走っても大丈夫なようになりました。(夏頃まで、頭が上下する運動をすると目の焦点が合わなくてどこを見ればいいのかわからない感じだった)

もうちょっと焦点が合って欲しいですね。

もしかすると慣れてないだけかもしれないので

少しずつジョギングなんかしてみようと思います。

 

 【秋のまとめ】

◽︎飲み込みが悪いという感覚はなくなる。

◽︎車で長距離乗っても、夜間の運転でも特に

疲れは感じなくなる。

◽︎物忘れをそんなにしなくなったと感じる。

◽︎天候による体の変調をほぼ感じなくなる。

◽︎睡眠時間が少ないと全く頭が働かないと感じる。

 

 

現在のところはこんな感じです。

季節が変わるたびに体が「あれ?」っていう

感覚があり「あぁ、そうだった。。」と思い

出して来ました。

 

本当に元に戻るんかなぁ…

もう片耳も聞こえが悪い気が…

また口から水が漏れる気がする…

 

1年間不安の連続でした。

しかし

全ては杞憂に終わりました。

周囲の人からは片耳を失調したことさえ

忘れられています(^^;;

 

 

退院後、皆さん不安かもしれませんが

案外大丈夫ですよー^_^

 

 

来年1月末に河野先生の再診で造影MRI撮る

のでそこでもきっといい写真が出ると確信

しています。

 

 

 それではまた。